毎日かあさん / 西原理恵子

毎日新聞 / 毎日新聞社
2002年-
1-4巻
育児マンガ。
俺はもう西原信者であり、彼女の感性を崇拝しておるんだが、今回の育児の話は今までの海外旅行記や麻雀話よりも笑える。
自分の家庭をとことんまで落として書いているが(良い家住んでるくせに…)、そこには深い家族愛があり。
これを書かせている毎日新聞に敬意を表します。
圧巻は4巻の元旦那さんが亡くなる話。
西原は絵が下手なのが理由なのか、大事な場面での感情表現を絵にしない。
読者が補完する必要がある。
それが他の漫画にはない悲しみや哀愁を持たせる。
今回の話は家族を失う話だが救いを中心に書いている。
救いは、子供たち。
子供たちがかあさんを救う話。
実際、旦那さんが亡くなってから西原は3か月ほど断筆していた。
どんな絶望感の中にいたのか。想像できない。
そして待った挙句書かれた漫画に救いが書かれており。
感謝の言葉が書かれており。
それは西原が行きついた境地であり。
その0.1%も俺は理解できていないだろうけど、膝が崩れるほど泣いた。
何という…。
最後の旦那さんの言葉で彼の素晴らしさが痛いほど伝わってきた。
とめはねっ! / 河合克敏

ヤングサンデー / 小学館
2007年-
1-3巻
冴えないガチャピンみたいな目をした帰国子女の主人公が無理やり書道部に入らされ、徐々に書道の魅力に引き込まれながら楽しい脇役たちと部活動をやってくだけの話。
書道漫画、ってだけで興味をそそられる。
さらに作者は若者の青春を書かせたらまあ大体15位くらいには入る河合克敏。出版社は俺が大好きな小学館。監修はかの武田双雲。
そそられるわ〜。
つーか書道って漫画になるのか?と思いつつ読んでみたけど…
面白い。これ、面白い。
俺自身、昔書道を習ってたことがあるので普段から筆順とか筆の流れとか意識する方だもんで、結構多い書道の解説も興味持って読めるし。
部活のメンバーで一人で一画ずつ書いて字を完成させるとか、人集めてデカい字書いてパフォーマンスするとか、ちゃんと書道が面白く書けてるよ!
あと河合克敏特有の人間関係を描くうまさも相まってかなり魅力的な作品になってる。字もうめえ。カッコ良い。
河合克敏初めての青年誌で軽いエロもあるし。
河合克敏初めての青年誌で軽いエロもあるし…
よつばと! / あずまきよひこ

月刊コミック電撃大王 / メディアワークス
2003年-
1-7巻
俺はもうよつばから目を離せない。
風呂に入っていないから頭がかいい。でもよつばは今日もかわいい。
もはやよつばが欲しい。
よつばと暮らしたい。
もうTENGAとか使う生活はまっぴらごめんだ。
TENGAよりよつばなの。
全編を通してよつば達の生活がゆるゆる書かれているだけ。
いつも大人の目線でよつばを描いている。
よつばを見守っている。
そして俺達は物語にガッツリ引き込まれる。
よつばは人生の楽しみ方を教えてくれる。
何より俺達を元気にしてくれる。
単純な幸せを与えてくれる後読感。
そしてよつば目線で進む話(よつばとはいたつ)で俺達はよつばの世界を知る。
どこにでもあるが広く新鮮な世界がそこにある。
ああ…ナツい…。
下らない厭味や世知辛い人間関係が全くない世界なんてもうどこにもないのだろう。
サザエさんですらちょっと世知辛さを出してくる時代だ。
でもここにあった…。
もはやSFといっても過言じゃないが、ここまでやり切られると文句はない。
しかしさっきよつばの同人誌をネットで見つけてしまって…。
も、エロい眼でしか綾瀬3兄弟を見れないようになってしまった俺。
1点マイナスで9点になってしまったよ…。
ああ…汚れてるぜ東京砂漠…。
何よりこの世が世知辛え…。
BECK / ハロルド作石

月刊少年マガジン / 講談社
1999年-
1-32巻
話の中心は鬱積と解放。
バンドにことごとく困難が降りかかって、それを乗り越えて最高のライブでスカッとするっていう、簡単に言うとその繰り返し。
ライブの描写が素晴らしいんよね。
コユキの歌声で観衆の顔色が変って超盛り上がる感じが胸にグッと来るんよ。
コユキ自身も普段はただの冴えない学生(鬱積)であって、そんな奴が数万人を感動させちゃう(解放)っつーのも単純でスポーツ漫画にはよくある流れだけど…こういうの大好き。
しかしグレイトフル・サウンドの時がこの漫画の最高潮であり、それ以降は正直イマイチ。飽きました。
アヴァロンフェスティバルの時にはもうこっちが飽きてんの。
でもそこはゴリラーマン・ストッパー毒島から続くハロルド作石特有のセンスで全然読めます。
不細工な女(ビジュアル系バンドのファンは100%超不細工)を書かせたら日本一だし、野球・三国志などの小ネタが悉く笑える。『ハッピー☆三国志』めっちゃ読みたいもん。
あと女性キャラが萌えって感じじゃないんだけどやりたくなる感じがこう…出てて…あ〜こんな娘のマン○ンをアレできたら俺、チンチンで1点倒立出来ちゃうんじゃねえかっていう。
ミッションインポッシブルみたいに床ギリギリで浮けるんじゃねえかっていう。
ミッションチンポッシブルじゃねえかっていう。
ミッションチンポッシブルじゃねえかっていう…
ToLoveる / 矢吹健太朗 + 長谷見沙貴

少年ジャンプ / 集英社
2006年-
1-8巻
いや、別に二次元エロに興味があるわけじゃないんよ。
読んでても勃起しないし。
でも…夢があるよね…
真面目な学級委員長がの股が自分の顔の上に乗るわけよ。
超可愛い同居人が風呂上りに乳首を軽く当ててくるわけよ。
まあ流石にヌケませんが、単行本は乳首を加筆しているので乳首アリ派の方はそっち買いましょう。
ここで一句
セックスがしたい
セックスがしたかった
そればっか考えて過ごしたあの日
過ごしている今日
そんな毎日の中
僕は鏡の前で嘘をつく
「お母さん………、僕は元気です」






