Nomura Interview 2002.04.03
text by Kutsuo
photograph by Tarou

前回の野村インタビューの反響は凄まじく、掲載から1週間の間になんと2通もの応援メッセージが読者から届いた。
どちらも「野村はキモイ」「野村とは友達になれそうにない」といった温かいメッセージであり、改めて我々のやっていることは間違っていないという思いを強くすることができた。
そこで、前回からわずか2週間後、我々は再度野村にインタビューを申し込むこととした。
前回は野村の尿意のため、わずか30分ほどのインタビューであったが、今回は野村にも事前に尿をしてもらってから、じっくり腰を据えてインタビューに望んでもらうことにした。
いつものように深夜に野村を呼び出したところ、野村は裸で紫川に現れた。
このとき我々は裸の心でインタビューに望んでくれるという野村の強い意志を感じ、その思いに応えようと思ったのだった。
前回は野村の世界初インタビューということで、野村の表面的なことを中心に聞いてみたが、今回は野村の内面を覗いてみた。(くつ王)
———今日は夜中に急に呼び出してすいません。
野村「いいってことよ。いいってことよ」
———えー、今日は野村の全てを暴きたいということで、インタビューさせていただきたいと…
野村「オイ、今なんて言った?」
———えっ・・・?
野村「今野村を呼び捨てにしなかったか、コラ。調子くれてんじゃねーぞ!」
(インタビュアー、野村に裏拳をくらう)
———えびちりっ!(おびただしい量の鼻血が。どうやらキーゼルバッハ部位をやられたらしい)・・・す、すいません。で、では野村さんのインタビューを始めさせていただきます。
野村「ああ…」
———まず、野村さんの現在の生活について聞かせてくだはい(鼻血が止まらない)。
野村「今は朝から夜まで学校だな。9:30〜20:30まで学校な野村さ」
———野村さんは4月から専門学校2年目ですよね?2年目になって何か変わりましたか?
野村「そうだな…。うちの学校は2年まで進まない1年コースの学生が多いんだ。だから2年になって急に人数が減ったな。10人もいないよ。さみしいな。さみしい野村」
———前のクラスが気に入っていたんですね。
野村「ああ…。いい先輩がたくさんいたよ。昔はみんなでよく飲みに行ったものさ。おっと、飲酒運転は絶対にしちゃいけないぜ!飲んだら野村、乗るなら野村」
———はあ・・・。ではいまの生活には満足していますか?
野村「いや、満足しきれないところがあるな。もうすぐ1種の試験があるんだが、どうも身が入らないんだ」
———何故ですか?
野村「どうも野村には楽観的なところがあってね。勉強しなくても合格できそうな気がするんだ」
———さすがですね。
野村「おう!」
(野村、腕を挙げ、力こぶを作ってみせる。以降、インタビューの終わりまでずっとこのポーズ)
———では、野村さんの生い立ちについて聞かせてください。野村さんの出身は?
野村「小倉で生まれたんだが戸籍上は鹿児島なんだ(なぜか野村爆笑)。幼稚園はひあがり幼稚園だった。元気がよくて砂まみれな幼稚園児だったよ。運動会で親にサソリ固めをくらったのを覚えてるよ」
———はあ・・・(サソリ固め?)。小学校ではどうでしたか?
野村「小学校は遠かったな」
———(距離の話じゃねえよ)クラスではどんな位置にある生徒だったんでしょうか?
野村「…(顔をうつむけて)平民だ。あのころのオレは平民だった。平民っていってもアレだぜ、『ヘイ、みんな!』じゃないぜ!(意味不明)」
———ああ、うん・・・。
野村「オイ、てめえ、今タメ口きいたな、コラ。調子くれてんじゃねーぞ!」
(インタビュアー、野村にドロップキックをくらう)
———にらればっ(おびただしい量の耳血。どうやらコルチ器官をやられたらしい)。す、すいません。えーと、では野村さんは、小学生のときに流行ったビックリマンなどを集めてましたか?
野村「集めてたね。スイミングスクールに通う途中によく買ってたよ(なぜか野村爆笑)」
———では次は中学時代ですが、中学では野村さんのポジションはどうだったんですか?
野村「中学の野村はもはや平民ではなかったよね。まあ依然『ヘイ!みんな!』ではあったわけだけど(意味不明)」
———どのような変化があったんですか?
野村「まあ勉強ができるようになったからね。周りから一目置かれる野村になったよ」
———ははあ。で、高校からは我々の知る野村さんになったわけですね。
野村「だな・・・」
今でも小学校時代の友達と会ったりするんですか?
野村「いや、ないな・・・。小学校から高校まで一緒だった友達もいたんだけどな。永末とかさ。もう連絡とれないんだよな・・・。とれない野村」
———えっ、永末くんですか?僕連絡先知ってますよ。電話しますか?
野村「えっ!マジで!あっ・・・でもいいよ、恥ずかしいし・・・」
———まあまあ、そう言わずに・・・。
(インタビュアー、永末くんに電話。ことの成り行きを説明し、野村に代わる)
野村「あ、永末?久しぶり!元気?」
永末「・・・(電話なので聞こえない)」
野村「・・・(急にテンション下がる)ハイ、すいません。実際すいません。以後気をつけますんで」
永末「・・・(怒号のような声が聞こえる)」
野村「ハイ、走っときます。10周いきます、野村10周いきますんで」
永末「・・・(電話から呪いの歌みたいのが流れてくる)」
野村「ナーガスエ、ナーガスエ(呪いの歌に合わせて歌う野村)」
永末「…(呪いの歌終わる)」
野村「ハイ、こいつらにも言っときますんで。…ハイ、ありがとうございました。したっーーす!」
(野村、電話を切る)
野村「いやー、懐かしかったな」
———はあ。よかったですね。
野村「おう、よかった野村」
———では次の質問に移らせていただきます。野村さんはご自分をどのように思っていますか?また、どのように思っていましたか?
野村「昔の自分はかなりヤンチャだったな。すごく行動的だった。例えば、好きな女の子にはもう絶えずアタックしてたね。もう、公言してたよ、みんなに。で、一緒に帰ろうとかって言ったり。おう、ストーカーだな。ありがとよ(意味不明)」
———ヤンチャだったということはケンカなんかはよくしてたわけですか?
野村「いや、殴りあうケンカはもう何年もしてないな。人と憎しみあうことをしたくないんだ…ラブ&ピース、野村&野村」
———そうですか…。では野村さんのご家族について伺います。まず家族構成を教えてください。
野村「なんだと、てめえ!?ナメたこと言ってるとぶっ殺すぞ!!」
———(ビクビクッ)え、えーと、何かまずいこと聞いちゃいましたかね。家族構成を伺っただけですけど・・・。
野村「なんだ、家族構成か。てっきり加藤先生かと思ったよ」
———はあ(誰だよ加藤先生て。しかも何で怒るんだよ)。で、家族構成は?
野村「両親と妹、そしてブッチャー野村の4人さ」
———ご両親についてどう思ってますか?
野村「野村の両親は、朝から晩まで働いていて、実に立派だ。尊敬している」
———リスペクトなわけですね?
野村「ああ、野村をリスペクト!!」
———(野村ってお前だろうがよ)なるほど。では妹さんについては?
野村「妹か。正直ヤツのことはよく分からないな。一緒に住んではいるんだがほとんど会話もないし。あんなやつ妹じゃないよ。いまうとだよ(意味不明)」
———フムフム。ではここで一息ついて、そんあれの5人について伺おうと思います。まずたろうについてどう思いますか?(この間たろうは席をはずす)
野村「いつも飲み会によんでくれてありがたいね。彼は敵を作りそうにないよね。ちょっとボケたところも好きだな。信頼してるよ」
———ははあ。高い評価ですねえ。では次、頼むはどうでしょう?
野村「頼むか。彼はムードメーカーだね。高校のときの頼むとくつ王の掛け合いがイメージに残ってるよ。芯はしっかりしてるな」
———ふむう(偉そうに)。では、貴族は。
野村「特にない(きっぱり)」
———なーる(うわあ・・・)。つぎは今岡です。
野村「あまり付き合いがないんだけど、今年の新年会での新生ノムモムでは最高の相方を務めてくれたね。なかなか頑張ってたと思う」
———では最後、くつ王です。
野村「意外と寂しがりやだね。ムードもある(意味不明)。人に気を遣ってそう」
———(こいつ偉そうに・・・)はあ、なるほど。えー、では次に、今、ラモスがバンテリンのCMに出てますよね?あれについてどのように思いますか?
野村「ケガはするよ。バンテリンじゃなおらんよ。正直そう思った(全く意味不明)」
———はあ。では残り時間も少なくなってきましたので、あと2つだけ質問させてください。1つ目は、「野村さんは夜もすごいのか」ということです。
野村「ああ。たまに変にテンションが高いときがあるね」
———(そういうことじゃねえよ…)へえ…。では最後の質問です。なぜ僕らは野村に憧れるのでしょうか?
野村「ああ、そのことについては野村も散々考えたよ。なぜお前たちが野村に憧れるのか・・・。でも分からなかった。ひとつだけ言えるのは・・・オレ自身も野村に憧れてるってことかな!」
———今日はどうもありがとうございました。
野村「だっふんだ」
野村ロングインタビューを終えて——
世界に野村インタビューは数あれど、これほどに野村を網羅したインタビューもないのではないだろうか。
それほど、野村という人間に肉薄したインタビューになったと自負している。
しかし、この野村という人間の奥深さはいったい何なのであろうか。
聖母のごとき温かさに触れた瞬間もあれば、氷のような冷酷な一面を垣間見せる瞬間もあった。
そんな野村にわれわれ二人も素直に「抱かれたい」と思えたのだった。
まだまだ野村から目が離せそうにないっていうか。
なお今回のインタビューでは、前回同様、電磁波の関係でテープレコーダーは使えなかったのだが、くつ王の驚異の記憶力で完全に再現することができた。(くつ王) |