シングルレビュー

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春歌コンピ / 頼む

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同期の女の子に、「ドライブに最適なMIX-CD」を頼まれたのだけど、きちんと準備することができそうにないので、まぁドライブにも持って行けそうな「春歌コンピ」を作ってみました。
テーマは、歌詞があるもの(インストでない)と、その歌詞が日本語であることです。同期にはあんまり熱心に音楽と向き合っている人がいないんで、誰にでも楽しめそうで、少しは知ってる曲が入ってて、概ね知らない曲だらけだけど2曲くらい好きになってもらえるかなーというコンピを目指しました。

しかしまぁ、全体として古い曲ばっかりになってしまいましたな。。。

1.うららかSun / ハナレグミ (2004年)
歌いだしの声で即ノックダウンされる曲。特に春かと言われるとまぁ、1曲目から謝るしかないのだけれど、声の暖かさ、なんだかホッとして笑顔になるこの声は、春の声と言っていいのではないかと。 
ハナレグミは、名曲「サヨナラCOLOR」で一気に認知されたファンキーなバンド=SUPER BUTTER DOGのボーカルである永積タカシが、Polarisのオオヤユウスケ、坂田学、クラムボンのミト、原田郁子らをメンバーに迎えて贅沢に結成したユニット。

2.春風 / つじあやの (2005)
アルバム「CALENDER CALENDER」のオープニング曲。同アルバムは、4月のテーマ曲であるこの「春風」に始まり、5月、6月・・・と各月をイメージした全12曲の構成。ということで、4月の春の歌を採用。このコンピでは貴重な女性ボーカル曲。
つじあやのは、眼鏡とウクレレがトレードマークのフォークシンガー。のんびりした印象を与えるルックス通り、超自然体で独自の詩世界で恋の歌を歌います。楽曲はウクレレの弾き語り中心でしたが、アコースティック楽器や、こともあろうに最近は電子楽器も取り入れて色づけされたナンバーが多くなってきました。おさげ頭や三つ編み、かと思えばいきなりウィノナ・ライダーみたいなベリーショートになったり、髪型にも注目。

3.春 Hello! / 口ロロ(クチロロ) (2004)
デビューアルバム「口ロロ」から、秀逸なナチュラルポップナンバー。本来hiphopユニットだったクチロロの、まさかの良曲。
口ロロ(文字化けじゃないぜっ!口ロロ-!と自ら歌っている)は、J-POP界に現れた突然変異ユニット。ジャンルに固執することなく、ライブ中でも楽器編成を次々変化させ、 変幻自在の楽曲を生み出している。2003年にくるり主催のレーベル<NOISE McCARTNEY>のコンピレーション盤に参加してから、頼むをはじめ世間に認知された。1STアルバムは多ジャンルの楽曲で構成されていたが、2ND以降は楽曲の8割を下手ウマHIPHOPが占めている。これはこれで、なかなか楽しい。

4.春風 / くるり (2000年)
春といえばこの曲。春は別れの季節、ということでワンダーフォーゲルやロックンロールを入れようかとも思ったのですが、ここは「春風」で。はっぴいえんどの系譜を露骨にフィーチャーした名曲。 
くるりについては、もういろんなところでいろんな記事があるので、そっちを参考にしてください。98年の「さよならストレンジャー」以降、度重なるメンバーの加入/脱退の中で苦しみながらロックし続け、常に変化を続けながらそれぞれのモードで最高の作品を発表し続けたモンスター実力バンド。楽曲と音色のクォリティの高さがケタはずれ。

5.夜のメロディ / サニーデイ・サービス (2000年)
奇しくもこのバンドの最後のアルバムとなった「LOVE ALBUM」に収録。同アルバム収録の名曲中の名曲、「胸いっぱい」とどちらにするか迷ったけれど、こっちを選択。曽我部恵一バンド「天使」とも迷ったけれど、こっちの方が一般的に受け入れられやすいと判断。
聞くたびに曽我部の声に脱帽する。「僕の大切なものに/君は唇よせて/甘く溶け出す秘密/盗んで行くんだ」だって。「春の夜に僕ら/空っぽになるまで/ひらひらと舞う花びらの中にいた」だって。そんな歌詞を歌っても、まったくスケベに聞こえないどころか、それは素敵なことなんだって思えてしまう、そんな夢のような春の夜の名曲。

6.遠距離恋愛は続く / ホフディラン (1998)
春は別れの季節です。進学、就職、上京、まー遠距離になりますわな。で、大体は別れますよね。そこへきて、絶対に遠距離恋愛は続く!と力強く無責任に歌うワタナベイビーのポップネスは唯一無二のセンス。この曲が収められたホフの3rdアルバム「ホフディラン」は、「欲望」「極楽はどこだ」など雄飛作の名作が目立つ中、ベイビーのポップは力強く無責任に突き進む。
ホフの2NDアルバム「ワシントンCD」のとき、ロッキンオンジャパンのインタビューで、ベイビーは「ロックを無責任なところまでやると、ポップになる」と言っていた。なるほど、これは無敵のポップソングなのだ。
ホフディランは、90年代に現れた最高品質ポップ・デュオ界の異端児。ビートルズをはじめとする先人たちのエッセンスを独自に解釈したりわざと露骨に登用したり、そのポップ・センスは天才的で突出している。楽曲ごとにソングライティング/ヴォーカルは分担され、2人の個性が見事に対比、ビートルズに例えるならばレノン/マッカートニーのように絶妙な調和を生み出している。違うとしたら、ホフの方が気持ち悪いことだ。

7.solaris / Advantage Lucy (1999)
春というより、むしろ夏の歌なのかもしれませんが、このやわらかい声と無条件に明るい曲がほしかったので選曲。空気公団の曲と迷ったんだけど、空気公団は他の曲とあまりにも馴染まなかったので、こちらを選択。本コンピの貴重な女性ボーカル曲。やっぱり春は女の子が可愛くなくちゃね。
ACVANTAGE LUCYは95年結成。フレンチ/ソフト・ロック/ギターポップのエッセンスが散らばった無条件にハッピーなサウンドと、クリーミーなヴォーカルが特徴的。

8.天と点 / ナタリーワイズ (2000年)
春は、雨の中のため息や、軒下の水たまりが似合う季節。
ノー・ドラムなのにグルーヴ感があり、斉藤のキーボードも高野のギターやテルミンもデリケートな冴え冴えとした音響空間をつくりあげるが、そこに乗るBIKKEが放つ言葉はなんとも人肌を感じさせる。不思議で奇妙で心地良いサウンド。
詳しくは、(そんあれ→ボーイズ日記/畳→cafe→TAKE OUTメニューを見る→雨と電車のBGM)をどうぞ。

9.SLOW DAYS / H ZETT M (2008年)
いや、この曲が春なのか何なのかはさておき、僕がこの'09年春に出会った良曲です。JASON MRAZとかBEN FOLDS好きには、結構うけるのではないでしょうか、僕みたいに。東京事変のキーボーディストとしての顔が、僕は一番好きなのですが、ソロとしての彼にも、また別の魅力があるように感じます。なんとも素直な少年のような声が、跳ねるピアノの上でまっすぐ流れてきます。 

10.You are rock'n'roll / MO'SOME TONEBENDER (2006年)
春には、頭のイカレた人が出てきます。そろそろコンピ的にも変化球を投げたくなってくるころなので、そういう曲をお届け。
オルタナをベースに独自の路線でカッコ良すぎるロックンロールを発表し続ける最強の3ピース=モーサム(ちなみに最強のガレージ3ピースはゆらゆら帝国である)。グランジに代表されるロック・ダイナミズム=ロックの持つ狂乱と静寂の対比を最大限に生かした楽曲と、バンド・アンサンブルのレベルの高さ、そしてボーカルのアドレナリンの放出っぷりが秀逸。「DAWN ROCK」「未来は今」の頃からシングル曲は間違いの無いハイクオリティを誇っているが、中でも頭のイカレっぷりの良い楽曲として選択。

11.Tei! Tei! Tei! / POLYSICS (2005年)
97年に活動開始したラウドでテクノなポップユニット。揃いのツナギ&サングラスという衣装は大御所クラフトワークをイメージさせるが、楽曲はまったく異なる。元々はエレクトロ・ポップ的なバンドだったらしいけど、もはやエレクトロ・へヴィー・ハイパーパンク。海外でも評価が高く、歌詞とか関係ない音楽の方が、海外に通じるんだなと納得。
一度聴いたら忘れられないくらいイカレてます。よぉ~ぉ、テイテイテイッ! 

12.春の嵐 / bonobos (2005年)
正気に戻って春の歌を。柔らかく伸びるハイトーンとダブ、レゲエのゆるいビートでファンを魅了するbonobosのアルバム「electlyric」のオープニングナンバー。
bonobosは2001年8月に大阪で結成、2003年にミニ・アルバム「Headphone Magic」でCDデビュー。フィッシュマンズの系譜を意識していることは間違いないんだと思うけど、もっと健康的で一般に受け入れられやすい作品。楽曲のクォリティや音楽的実力をポラリスと比べるより、何も考えずこの声にふわふわと酔ってるほうが気持ち良さそうだ。

13.ラブリー / 小沢健二 (1994)
春かどうかはさておき、ハッピーな曲を最後に選んでみました。春は出会いの季節です。君だって明日にでも、ふとしたきっかけで誰かと完全な恋に落ち、甘く素敵なデイズを送ることになるかも。
さっき書いたように、ポップは無責任なので、甘く素敵なデイズがどういう顛末を迎えるのか、ハッピーがどれくらい続いたのか、その辺りのことは一切無視する方がポップとして潔い。そんなもの説明しなくっても、放っておけば人は人と別れるし、いつか嘘に気づくのだから、何も考えずこのハッピーな歌とかわいいオザケンを楽しみましょう。

House☆Disney

housedisney.jpg有名ディズニー曲をhouseにアレンジしてあるアルバム。
たくさんあるディズニー系音楽のなかでまともな打ち込み系を探したんだけど
ユーロビートとかトランスとか聞いてて寒気がするのばっかりで、
このhouse☆disneyとLovebeat Disneyの2枚だけよかったです。
この二つはアレンジャーを見てわかるとおりとてもまともで、お洒落で、格好良いものになってます。

クラブでかけても遜色ないミッキマウスマーチも驚きましたが、
パレードの全くないエレクリカルのみの大沢伸一のエレクトリカルパレードが大沢らしくて笑えるほど驚きました。
子供にディズニー映画を見せた後にこのアルバムを聴かせると
効果的にクラブ音楽好きになっていくことでしょう。(貴族)

サカナクション / シンシロ 2009

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先日健診で某ファッション系専門学校に行った。
CMでもガンガン流れてるくらいの有名なところだったんで楽しみにしてたんだけど、学生の連中ときたら、さすがファッション系って感じで、なんか首に鎖とかつけて、すごい歩きにくそうな靴を履いてた。
まあそれはいいんだが、あいつら挨拶も満足にできやしねえ。
おまえら挨拶しないことがファッションだなんて思ってねえだろうな!
150人の健診で、挨拶して診察室に入ってきたのはわずか16人(ちゃんと数えてるオレ)。
それ以外の連中はダルそうに入ってきて「はよして〜」みたいな露骨にめんどくさそうな態度。
てめえら・・・社会に出たらそんなファッション通用しねえんだよ!
社会に出て必要なのはファッションじゃねえ・・・パッションなんだよ!(オヤジっぽいなあオレ)

そんなわけでオレは若者が嫌いだ。
正確には最近嫌いになった。
今まではオレも若者に属していると自覚していたため、ヤツラの無礼な態度も大目に見ていたが、30になって「オレももはや若者ではない」と悟った瞬間から若者が嫌いになった。
若いからって調子こいてんじゃねーぞ、若者!

それは音楽についても言えることで、若い頃はオヤジロック(ニールヤングとか)なんかバカにしてて曽我部恵一やらくるりやら中村一義やらスーパーカーやら同世代の音楽を聴いてたんだが、最近は新しい音楽に手を出す勇気もなく、ニールヤング系のオヤジロックを中心に聴いている(例外的にVampire Weekendは愛聴したけど)。
すっかりオレもロックオヤジの仲間入りか・・・。
若い連中の作る音楽なんか聴いてられっかバカヤロー(焼酎を飲みながら)。
何が凛として時雨だバカヤロー。凛としてんじゃねえバカヤロー。

そんな「ただの若者への僻みじゃん?」的な視線を妻から注がれる中、サカナクションという最近のバンドの存在を知ったのだった。
サ、サカナクションとはなかなか良い名前じゃないか、君。
その非凡なネーミングセンス・・・若いのにやるじゃないか、君〜。
「凛として時雨」がダメで「サカナクション」が何故良いのかというのはまあ説明するのは難しいんだが、しかし想像力を駆り立てる名前じゃないか。
サカナとアクションでサカナクション。いいよねえ。
と思って去年聴いてみた2ndアルバムの「NIGHT FISHING」はちょっと期待はずれだったんだが、この3rdアルバム「シンシロ」は凄いことになっている。
シングル「セントレイ」が良かったから期待は高まりまくっていたが、アルバムはもっと凄いっていう。

以前そんあれのメンバーにサカナクションを紹介したときに「アジカンとスーパーカーを足した感じ」と言ったんだが、今はちょっと違うかなという気がする。
スーパーカーと違ってバリバリのクラブ指向だし、アジカンのような暑苦しさは全くないし。
でもまあ所々似てるところはあるんだけど。
あと2nd聴いたときは思わなかったけど、この3rdからボーカルがちょっと歌い方を変えてるね。
ちょっとスーパーバタードッグ入ったね。
隠し味にバター入れたね。

歌詞は今の時代を反映してか「明日が見えない」的な閉塞感があるんだけど、なぜか全能感がギンギンにみなぎってて、それがカッコいい。
くるりの『TEAM ROCK』の感じに近い。
根拠のない自信というか、若者ゆえの無謀な挑戦というか。
痺れるぜ、サカナクション!
そしてセントレイとかシンシロとか独特の言語感覚もクール!
四つ打ちのビートもカッコよくて久々にDJがしたくなったオレ!
サカナクション最高〜。

若者もなかなかやるじゃないか・・・おまえら見直したぜバカヤロー・・・と思ってたら、中心メンバーはもう28歳ですか。
若者というより、もうすぐ我々の同胞じゃないか。
やはり若者の時代はもう終わりだ・・・これからはオヤジの時代だ!
(くつ王)

Recommend
M2 ライトダンス
M3 セントレイ
M4 ネイティブダンサー
M9 涙ディライト

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北海道出身の平均28歳のバンド。
スーパーカーよりももっと北から、
もっと遅れてきたバンド。

遅れてきたというのは、適切ではないかもしれないが、
聞けば聞くほどそう思う。

曲の端々には、聞いたことのある音色に近いシンセの音がちりばめられ、
それが主張しすぎるが故に、まとまりがちょっとだけ欠けている。
ほかも含めて、「いっぱい吸収しました」って感じの音、声。

前作、ナイトフィッシングは無理をしていない等身大の作品だった。
アルバムとしてのモードが複数あることをサカナクションだと認めれば、
僕は大賛成だった。

4thには期待できる気がする。
シンシロの自信溢れる主張の強いサウンドが、
磨かれて芯だけ残れば、サカナクションの一つのピークになるかもしれない。
メロディーとか歌詞とかいっぱい彼ららしいいいところがあるのだから。
(krdmsnb)

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まちがいなく1stが最も「彼ら色」の美しい作品だと思ってます。

作風やサウンドが(彼らが望むと望まざるとに関わらず)次々と変化していくことは避けられないことで、この変化をどう制御するか、あるいはうまく流れに乗って転がっていくかが、そのバンドの長期的評価を決定するんだけれども。。。

3rdはメインストリームにのった音を少し披露してみたテストなのか、そっちに完全にシフトしたのか、あるいはまったく違う方向へ飛び出す布石なのか…。4thに期待。 
(頼む)

バンバンバザール / バンバンバザール4 1999

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ザ・たこさんに続き、ブルースバンドです。
ブルースバンドといっても、黒いビート一触だったザ・たこさんと違い、ハワイアンやマリアッチ、ポピュラーソングなど、さまざまな曲があります。ブルース超好き!な人よりは、ブルース入門くらいの方にちょうどいいかもしれません。

バンバンバザールは、このアルバムがスマッシュヒットとなり、翌年メジャーデビューしました。当時、ちょっとオシャレなカフェとかインディーズを中心に扱うレコード店では、必ずこの目立つジャケットが飾ってありました。
成功の秘訣は、このジャケットと、アルバム1曲目のキャッチーさにあると思います。こいつでグッとリスナーを引きつけて、あとの曲を聴いて実力があることを確認させる。もひとつ言うなら、3曲目のイノトモとのデュエットですね。声の魅力の相乗効果が最高です。

「たこさんの演奏力やボーカルの魅力はOKなんだけど、局がふざけすぎてるし、ボーカルが太りすぎてる」という方には、こちらをお勧めします。まじめな曲と面白い曲の比率は、たこさんが2:8、バンバンバザールは7:3です。ただし、ライブは(バンバンは車1台で全国を回るようなライブツアーを基本としています)とことん楽しませる、客席と一体となって楽しむライブをしますので、是非行ってみてください。僕もライブに何度か行きましたが、ハズレなしで楽しめました。ライブバンド=お客さんを大事にするという意味でも、最高です。
そういう意味では、2枚組のライブ盤「HIGHLIGHT」も超オススメでしゅ。へけっ。
(頼む)

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1.FRIDAY NIGHT エビフライ
3.こんな気持ち

ザ・たこさん / ナイスミドル 2006

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関西のアンダーグラウンド・シーンでは知らない人はいないと言われているイカしたオッサン4人組=ザ・たこさんのサード・アルバム。いわゆる70年代をイメージさせるソウル&ファンクを下地にした黒いビートに乗せて、特にどうでもよいことを見事に歌い上げる。

このアルバムで歌い上げるどうでもいいこととは、「ナイスミドルは日曜日にポロシャツで親子丼を食べる」ことや、「ダニエルさんがペンキを塗るのは基本がなくて不安だから」といったようなこと。きちんとした演奏の上に雰囲気のあるボーカルで歌い上げると、こんな内容でも全然音楽として成立するんだなー。

関西人の愉快なセンスに脱帽。良い演奏である上に爆笑させてくれるんだから、もうライブ行きたくてしょうがない。
2008年秋に発売されたシングル「チャンヂャ&キムチ, or DIE!!!」も要チェック!『チャンジャとキムチしかいらない』『臭い、臭い』と、またどうでもいいことを見事に歌い上げています。
(頼む)

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ann sally『day dream』2003『moon dance』2005

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この2枚、僕、泣きます。
夜、穏やかな一つの灯りだけの部屋で聞くと、文句なしに泣けます。

とにかくアン・サリーの声は透き通っていて、それだけで癒される。癒し系、とかいう言葉、不要です。この声こそが、癒しです。そして、この人は、たぶん韓国人だと思うんですけど(顔もそういう感じで端正)、だから日本語の発音も少しぎこちないところがあるというか、独特の母音というか、そういうところもこの人の声を助けてる。聖母というものがどこかにあるとしたら、こういう風に語りかけてくれるのではないかと思うくらいに、優しい。

他のアン・サリーのアルバムも素晴らしいものがたくさんあるんだけれど、この2枚はケタはずれ。
一番大きな理由は、たぶん録音技術。
アン・サリーの歌声の温かい質感を伝えるためには、周りの空気感を一緒に録音する必要があって、そうするとハナレグミのライブ盤的な、アナログ盤みたいなCDになりがちなんだけど、この2枚は違うのね。全然違うのね。完全に、デジタル音源なのに、雑音とか切り落としてるのに、すごい暖かい録音なのね。ピアノや、ギターのアルペッジョと、彼女の歌声だけが、暖かいまんま録音されてる。いったいどうやったんだっていう。


アン・サリーの歌声という最高の素材を、これ以上ない形で料理した一枚。
もし君が今、悲しみの淵で嘆き悲しんでいるなら・・・そんあれボーイズが見学に行きます!でも、それでも駄目なら、ぜひこの2枚を聞いて下さい!
(頼む)

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"day dream"
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"moon dance"
M4_蘇州夜曲
M8_星影の小径
M11_Allelujah

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the seahorses 『do it yourself』
1997

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seahorsesの1stアルバムを初めて聴いたときのガックリ具合は、オレのロック史に永遠に刻まれている。
これほどガックリきたアルバムは後にも先にもない。
金を返せなんてもんじゃない。
青春を返せ、というのも少し違う。
オレの童貞を返せ!とジョンに言いたかった。
僕の記憶では、確かこのアルバムはちょうどRADIOHEADの『OK COMPUTER』と同じ時期に(1週間違いくらいだったはず)発売されて、『OK〜』の方が人生でも指折りの愛聴盤となっただけに、同じくらい期待していた本作とのその落差たるや。

知らないヒトに説明すると(つーか今や知ってるヒトの方が少ないだろう)このアルバムは、ストーン・ローゼズという超イカしたバンドをワガママ言って脱退したジョン・スクワイアという天才ギタリスト(いやホントに天才だったんだって)が、満を持して新たに結成したバンドだったんです。
当時のジョンは「オレがやりたかったのはコレだ」的な発言をしてて、俄然盛り上がってたんですが、蓋を開けてみると・・・ヘナヘナ〜っていう。

や、ま、悪くないけどね。
普通のギターポップです。
でもさ・・・おまえローゼズ解散させてまでこんなんがやりたかったんかっていう。
悪くはないけど、コレよりいいアルバムは無数にあります。
ジョンのバンドじゃなかったら聴いてないと思います。
まあギターはやっぱカッコいいけど、他はナスです。
ナスが歌ったり、太鼓を叩いたりしてます。
M11なんかけっこうカッコよかったりしますが、それもローゼズ時代に書いた曲だったりします。ショボ〜ン。

あ、そうそう、この後に出した(そしてその直後に解散した)シングル「You Can Talk To Me」は文句なしの名曲です。
ああ、これがやりたかったんだなーって感じの。
というわけで、このアルバムは聴かなくていいので、そっちを聴いてください。
(くつ王)

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M4 boys in the picture
M10 standing on your head
M11 hello